ちゃんの愉しみ

生きていて気付いたことを記事にしております、気付きを放置するのは勿体ない!

教官の共感

 

新しい職に就いて何人かの先生から教習を受けています。

 

私は思った。

一番大切なことは『共感』ではないかと。

 

先生Wさん。

初めて私が現場に立った日に

「全然できていないので」と。

そう、被害者は一生覚えているのだよ。Wさんは「できていない所」だけ鋭い目つきで刺してきて、できている所は言わない。だから私ができているのかも分からない。一回も誉められたことがない。こんなにも優秀な私なのに。

質問した時もさも当たり前のように「だって○○だからね」「書いてあるからね」「○○だからじゃない?」

うーん、文字ではあの馬鹿にした表情と口調を伝えられないな~

私には一か月で全部を理解することはできません。書いてあったって100ページ以上の教本の内容が頭に入っているわけではありません。

Wさんに聞こうと思って振り向いたら寝てたこともあるし。え、見てなくていいの?私がミスったら君の責任になるけど?

 

いっぽうの先生Sさん。

裏で「○○あいつ、いつ辞めるの?」と騒ぐような悪人。

どうなんだろ、と思いながら教習を受けました。初心者に接するように、特にイレギュラーなことは丁寧に教えてくれた。私は優秀だけど、初めて目にするものはもちろんできないからね。

「これ複雑でよく分からないです」→丁寧に説明してくれた後、「最初はこんがらがると思うけど~」

「見方が分からないです」→「これほんと分かりにくいのよね~!」

性格的に私も陰口言われるようになるんだろな~とは思うけど、今の私への教え方は良い。

 

先生Mさん。

一部注意した後、「でも、言葉遣い丁寧ですごく良かった!大体できてるし、すごいね!」

 

うん、誉められるのはとても好きなんだけど、『共感』もとても大事なんだな~と思いました。

お客さんと接する時も同じだよね。お前にとっては当たり前かもしれないけど、こっちにとったら当たり前じゃないんだよ!ってね。こっちが得意なジャンルで勝負すっか?誰にでも分からないことはあるし、誰もが最初は初心者。

そこでまずは「難しいよね」「初めてやったのにすごいね」「ここができてていいね」

っていうい『共感』がとても大事。

 

以上教えてもらっている立場からの意見でした。